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RG500Γ/RG400Γ (HM31A/HK31A) 専用設計 デジタル進角CDI+電源取り出しカプラセット  税込価格 69,800円
    適合車種:RG500Γ (HM31A) 1型・2型
        :RG400Γ (HK31A) 1型・2型


-----[MEGA-denshi製 RG500/400Γ専用CDIの特徴]-----------------------------------
1、安心の純正互換を基本とした設計
 ⇒ RG500Γはもとより、もはやRG400Γも個体数が激減して希少になり、部品も危うくなり、無茶なことはできない車両になりました。点火についても同様です。プログラム次第ではどのようにでも進角できますが、進角すれば良いと言うものではなく、無理な進角は異常燃焼によるパワーダウンを招くだけでなく、エンジンに損傷を与えます。メガスピードとしては、無理なパワーアップを求めるのではなく、あくまで現存する車両を大切に乗り続ける為の「絶版である純正の互換品」としてのCDIを開発しました。

 純正CDIの点火マップはメーカーが十分に検討して市販化したものであり、信頼性と性能のバランスが取れています。開発段階で色々実験・研究してみると、純正CDIの点火マップの素晴らしさを再認識します。
少なくともRG500Γ・RG400Γに関しては、純正CDIの点火時期を変更してもパワーアップする余地はほとんど残っていないという結論に至ります。MEGA-denshiとして発売するRG500/400Γ用のCDIの点火マップも、純正CDIの進角・遅角タイミングを完全に解析し、進角タイミング、遅角タイミング、その度合いを純正と同様の点火時期にセッティングしてあります。

純正と同様の点火マップを採用するメリットは大きく2つあります。
  1、信頼性と性能のバランスが高く調和されていること
  2、純正CDIからMEGA-denshi製CDIに交換した場合、車両の仕様にかかわらず、同じようなフィーリングが得られること

まず1については、点火タイミングが純正と同じであれば、今まで通りエンジン負荷に対する信頼性と、燃焼に関する点火性能が得られます。そして2ですが、点火タイミングが純正と同じであれば、チャンバーが交換されていても、キャブレターのセッティングが変更されていても、純正CDIからの交換であれば違和感なく走行できます。


2、点火時期マップの概要
 図はMEGA-denshi RG500/400Γ専用CDIの点火時期を単純化したイメージです。ほぼ完全に純正CDIの点火時期と同一となっています。唯一わずかにモデファイした部分が超高回転域のAの区間です。純正CDIはアナログ回路ゆえに構造的物理的に仕方なく遅角し続けますが、CPUを実装しているMEGA-denshi CDIでは、Aの区間の点火時期マップは遅角進度を微小に緩くし、遅角し過ぎないようにプログラムしています。


3、MEGA-denshi CDIが物理的に純正CDI+アルファの点
 (1) 充電回数の多さ

 ⇒ 本来エキサイタコイルは180°で3回発電します。しかし純正CDIを取り付けた状態でエンジンをかけてエキサイタコイルの発電波形を見ると、点火直後の最初の波形がアナログ回路の構造上の諸々の理由により”無い”ことが分かります。つまり、クランク角180°の中で3回中1回が無くなり、残り2回分しか点火用コンデンサを充電できていないことになります。



 ⇒ この点MEGA-denshi 製CDIは、3回とも完全に点火用コンデンサを充電することが出来る為、単純計算では純正CDIの1.5倍の電気エネルギーをチャージしていることになります。これは非常に大きなアドバンテージとなります。


 (2) 始動性の良さ
 
⇒ 物理的に最短で点火するように電子回路およびプログラムを設計してあります。ですので、もし純正CDIが疲弊している場合は、MEGA-denshi CDIに交換することにより、始動性の向上が見込めます。
 今回のCDIでは特に始動性の向上にこだわりました。と言うのも、いくら2ストだとしても、やはり500ccあるいは400ccとなるとキックが重いので、いかに最小のキックエネルギーで始動できるかが開発の要のひとつとなりました。


4、CDIが新品になることにより、燃焼に関する点火の不具合以外に下記の症状が改善される可能性があります。
   1、タコメーターの動作不良
   2、SAECの動作不良
 
⇒ これらのデバイスは、CDIユニットからの出力により動作しているので、CDIユニットのの出力波形に問題がある場合は、新品にすることにより改善させる可能性があります。逆に新品にしても動作不良が改善されない場合は、デバイスそのものが故障している可能性があります。


5、高性能CPUをはじめ、すべての部品を表面実装することにより、デジタル制御ながらもコンパクトな造りになっています。
  ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの製品を使用しています。
  取り付けも純正のCDIの取り付け位置にそのまま設置することができます。


6、電子部品はすべて現行の新品で組立ています。
  ⇒ 新しい部品でリフレッシュできます。使用する電子部品は可能な限り車載用を選んでいます。
  半導体部品は10年経過したら劣化します。純正CDIは発売から数十年経過しているので非常に疲れた状態です。


7、販売後もサポートします。
  ⇒ ユーザー登録をしていただければ、一定条件のもと、3年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。


[取り付けについて]
 RG500Γ・RG400Γは純正ではアナログ制御のCDIユニットなので、直接バッテリ電源を使用していません。しかしMEGA-denshi製のデジタルCDIは、CPUや周辺に実装しているICを駆動するのに+12Vのバッテリ電源を使用します(正確にはCDI内部のレギュレータにより更にCPUやICの要求する電圧に落としています)。その為、イグニションONの時(アクセサリ電源)にCDIに+12Vを得られるように配線を引き出す必要があります。
 
このCDIセットには、カプラーオンでCDIに電源が供給できるように必要部品が同梱されているので、手順通りに取り付ければ簡単に電源をCDIに供給することができます。



 左の図はCDI+電源取り出しカプラセットの内容です。➀CDI本体、②電源取り出しカプラキット、③ヒューズホルダ、④ヒューズ本体、⑤CDI固定用ねじ、仮止めワッシャ、セルフロック式フランジナットの3点セット、以上合計大きく分けて5点になります。組み立ては右の図の様な順になります。

   
※配線被覆は行っておりませんので、ユーザー様が必要に応じて施工してください。


 次に取り付け例を示します。ここではCDIセットに付属するカプラーONキットを使用します。要はCDIにイグニションONで+12Vの電源が供給できれば良いだけなので、ご自身で電源が用意できる方、あるいはすでにアクセサリ電源のある方はご自由にお取り付けください。CDIから出ている(黄)の配線に+12Vを供給して下さい。


1、まずリヤシート、純正CDIを取り外し、3Pカプラを見つけます。
  ※ 今回はシートカウルを付けたままCDIを交換します。やりにくい場合は、シートカウルを外してCDIを交換して下さい。



2、またがって車両右側のシートカウル奥に、黒い3Pカプラがあります。



3、次に黒の3Pカプラを外します。ここから電源を取り出すので、電源取り出しカプラキットを用意します。



4、黒の3Pカプラに電源取り出しカプラキットを図の様に取り付けます。(黄)の配線がアクセサリ電源になります。



5、電源取り出しキットに保護ヒューズボックスを取り付けます。



6、保護ヒューズボックスにCDIへ供給する電源線(黄)を取り付けます。



7、CDIの電源線(黄)以外のすべての配線を図の様にシートレールの隙間から車体ハーネスカプラ側に通します。



8、図の様にCDI側カプラとギボシを車体ハーネス側カプラとギボシにそれぞれ取り付けます。



9、各ギボシを図や表の様に正確に取り付けます。メス端子の絶縁被覆をオス端子が完全に隠れるまで被せます。
車体ハーネス側 CDI側
(黒/黄) (青)
(白/青) (橙)
(白) (紫)
配線ミスの起きやすい部位なので、作業後に何度も良く確認してください。



10、各カプラやギボシを正確に接続できたら、図の様に結束バンドでまとめておくと良いです。



11、最後にCDI本体を純正と同じ場所に取り付けます。固定は後ろ側1か所を付属のボルトおよびフランジナットで行います。



12、フェンダー裏側からフランジナットでCDIを固定します。本体のケースはプラスチックなので締め過ぎにご注意ください。
  ※ CDIの固定については、これでなければダメというものではないので、ユーザー様でご自由に設置して下さい。

以上で取り付け完了です。


[注意点]
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・誤作動防止の為、抵抗入りプラグをご使用下さい。

 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認です。


[開発について]

 メガスピードでは長年にわたりRG500Γ・RG400Γの整備・修理を承ってきました。その中で、近年はCDIの故障が増えてきました。発売から35年程度経過すれば、電装品はいつ壊れてもおかしくありません。故障で交換したいのに、すでにメーカー絶版という厳しい状況でした。そこでメガスピードでは電子部門のメガスピード電子制御テクノロジー「MEGA-denshi」により、国産のCDIを製造することにしました。電子回路設計、基板設計アートワーク、プログラム製作、CPUを含めた電子部品の実装、製品化まですべて 「MEGA-denshi」 で行っています。

 純正CDIと最も異なる点は、CPUやICを動かす為に電源が必要なことです。しかし、アクセサリ電源の取り出しをエンドユーザー様にお願いするようでは、純正互換と言えないと考え、CDIへの供給電源も、カプラーを取り付けるだけで可能になるよう、配線もセットにしました。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。

 RG500ΓもRG400Γも、発売から35年程度経過する車両ですが、新品のデジタルCDIにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。


[バージョン情報]
 2020年--------------------------------------------------------------------------------
      2020.6.14 RG500Γ/RG400Γ用 デジタルCDIセット_ver.1.0を新発売   
      


-----[お客様の声]-----------------------------------
 ここではCDI装着後にいただいたお客様の声の中から、掲載に快諾していただいたものをご紹介します。修理の際に絶版部品で困っていた方、予備を兼ねた純正からの換装で性能がUPした方、色々なケースがあるかと思います。もちろんすべての方が同じような体感を得られるとは限りませんが、ひとつの目安としてインプレッション等を参考にしていただければ幸いです。

「さっき試運転に行きました。
 凄いです!! ウオタニ&ノーマルCDIと全く違います!
空吹かしと発進はあまり変わった感じはしませんで少しいいくらいかなと期待はしませんでしたが7800rpmのパワーバンドの始まりからが 音の大きさ 甲高さ 伸びと上腕二頭筋にかかる負荷が明らか違います。
 パワーバンドに入るとローで竿立ち、その後セカンド、サードまで上からゴムで引っ張られてる感覚でフロントまわり接地感があるようなないような、アクセル開けるのが怖いです。
 パワーバンドまでのツーリングモードもトルクが増したのか4つのシリンダーが同調しているのか、いままでスガヤなので、チャンバーだからこれが普通と思っていたのに、中速の4つそろわない特有のバラバラ音がなぜか少なくなったような?チャンバーも温度が高くなったのか内ももが熱いです。
 よくこんなもの作りましたね。凄いです。世界中で数個しかない初期ロットの選ばれし者になれたことに感謝します。ぜひTDRのもお願いします。」
(メールより引用)

  RG500 山口県・N.M 様)
[MEGA-denshi]
 インプレッションをいただきありがとうございます。希少な500のユーザー様のお役に立てて良かったです。興奮が伝わってくるようで、メールをいただいた時はこちらもすごく嬉しくなりました。初期ロットは完売しましたが、まだまだ継続して製造する為のエネルギーをいただいた気がします。
 
今回はCDIをご利用いただく際に、誤作動防止の為にウオタニのイグニションコイルから純正互換品のイグニションコイルに変更していただきました。点火タイミングは純正CDIを基本とし、わずかにモデファイしてあるだけなので、スガヤのチャンバー仕様でも違和感なく乗れると思います。
 TDRのCDIも将来的に取り組みたいと考えております。鋭意ラインナップを増やしてまいりますので、これからもMEGA-denshiを見守っていただければ幸いです。このたびはありがとうございました。



「純正タコメーターを使用したメーターユニットが完成し、ようやくタコメーター不具合が解決しましたので、早速、試乗に行ってきました。
まず、始動性ですがよくなった気がします。キック一発で始動出来る様になりました。
そして33年物の純正CDIでは、ギクシャクした動きだった純正タコメーターが、明らかにスムーズな動作になりました!
走り出し〜低速域はパワー感は純正同等ですが、スムーズになった事が体感できます。
そしてパワーバンドに入ってからの加速、レブ特性は明らかに良くなりました。
パワーチェックの際にその点は解っておりましたが、実際走ってみるとその通りの、気持ちのいい伸び感です。
何より新品の現在のパーツと言う事で、信頼性があり、安心して長距離を走る事が出来る様になった事が嬉しい限りです。
良い物を作っていただき、ありがとうございました。」(メールより引用)

  RG500 香川県・畠山 弘 様)
[MEGA-denshi]
 色々な画像およびインプレッションをいただきありがとうございます。まず純正CDIでタコメータがギクシャクしていた点が改善されたとのことなので良かったです。これは、CDI内部回路の波形整形部で作られた信号が正確にタコメータに伝達されるようになったからだと考えられます。
 始動性については、キック時に物理的に点火できる条件下で最短でトリガ、点火するようにプログラムおよび回路を設計してあるので、その効果が出ているかと考えられます。
 高回転の伸びについては、色々な実験結果から得られた点火マップを使用することにより、純正CDIの様に落ち込まない仕組みになっていることが、高回転の伸びの大きな要素になっていると考えられます。車両の仕様、個体差にもよるかと思いますが、今回いただいたパワーチェックの図では、最高出力で3馬力程度向上しているだけでなく、その後も極端に落ち込まないことが示されています。この領域が高回転の伸びの続く部分であり、本CDIの特徴を裏付けるものになると思います。
 修理・レストアを重ねて車両を復活されたとのことなので、少しでもそのお役に立てたようで良かったと思います。このたびはありがとうございました。



「まず始動性ですが自分のマシンはフルオーバーホール後と言う事もあり元々始動性は良く交換後も問題無く一発で始動しました。

 アイドリング時はアクセルを回すとチャンバーが元気良くパンパン言うようになりました。音の質が交換前より高音になってるのでちゃんと爆発してCDIがちゃんと仕事してるなと、明らかに感じる事ができるポイントのひとつです。

 低回転からの加速感ですが、パワーカーブが全体に上になった感じです。実際運転した感じとしてはパワーバンドに入るまでのトルクカーブが滑らかになった感じで、低速走行も運転しやすくツーリングには最適になってます。

 パワーバンド以降の高回転は吸気で獰猛な唸り声とおしりからぱんぱん言いながらオイルをまき散らし、現在のマシンでは再現できないあの加速が襲ってきます。具体的な感じは自分のマシンは8300回転くらいからパワーバンドに入り11500回転の高回転まで回りますが、低速域からパワーバンド以降の高回転域までアクセル操作に合わせてしっかりと加速がついてくる感じでした。純正互換と言うことなのでパワーパーツでは無いと思いますが、デジタルCDIが新品の部品と同じ働きをして安定に繋がってる物と思います。

 いつ故障してもおかしくない35年もまえのバイクです。メカニカルな部分は調整で何とかなりますが電装系は劣化の一途だと思います。他のマシンパーツの移植ではなく新品交換ができるパーツの登場によって安心して乗り続ける事ができると改めて感じました。この様な最新技術の上位互換の臓器がもっと増えれば更なる延命も可能だと思います。これからも開発よろしくお願いします。」(メールより引用)

  RG500 愛知県・ぱぱさん 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは、第2ロット供給前からご予約いただきありがとうございました。そして早速インプレッションおよび画像・動画等、色々ご提供いただき感謝申し上げます。

 まずパワーバンドに入るまでの状態ですが、点火時期はほぼ純正と同じなのですが、ガサガサしたザラツキが出ない様に、若干パワーバンド手前で点火時期移行タイミングを調整しています。もしかしたらその影響で少しパワーカーブの変化や滑らかさを感じられたのかもしれません。また純正のアナログ制御に対し、デジタル化してCPUが正確に演算、点火処理をこなすので、連続性がきめ細かくなっていることも影響しているかもしれません。

 高回転は、純正のCDIの点火時期で落ち込む部分を調整し、長く引っ張れる様にマッピングしてあるので、その効果が得られていると考えられます。強烈な2ストの加速感は、いつ味わっても面白いものですね。昔のバイクの特徴を台無しにしない様に、レブリミッターはあえてプログラムしていませんので、回し過ぎにご注意いただければと思います。

 本CDIのコンセプトは純正互換ですが、その目的を達成できたようで嬉しく思います。バイクは色々な部品で構成されています。絶版でどうしようもない場合は他車流用という手もあるかもしれません。しかし、やはり点火時期はかなりエンジン性能を左右するものなので、RG500/400ならRG500/400用に専用に開発されたCDIを使っていただきたいと考えております。ゆくゆくは排気バルブ制御ユニットなどもサポートできるように、研究開発を継続していきたいと考えております。今後とも見守っていただければ幸いです。このたびはありがとうございました。



「先日、250kmくらいのツーリングに行ってきましたので、インプレッションをお送りいたします。
 デジタルCDIは、全般的にトルク感が増している感じがします。
 高回転において、ノーマルCDIのときは少し重く感じることがあったのですがデジタルCDIは、10,000rpmまで力強く回ります。そこから上もまわる勢いはあります。高回転からのアクセルオフのときにも違和感を感じることは無く、中間域などパーシャルで走っているときにも、特に違和感を感じることはありません。
 また、回せていない状態で渋滞などにはまったときは、オイル煙が多くなりますが、かぶるようなことは無く、低回転、アイドリングも問題はありませんでした。
 ノーマルCDIが高値で取引きされていますが、デジタルCDIを購入されるほうが、間違いありませんね。これからも電子パーツを開発されるとのこと、頼もしい限りです! 有難うございました。」(メールより引用)

  RG400 千葉県・kabu 様)
[MEGA-denshi]
 お忙しいところ、弊社までお越しいただけたので、その場で取り付け作業をさせていただきました。その後ツーリングなどに行かれたようで、早速のインプレッションおよび画像をいただきありがとうございます。
 まず高回転ですが、やはり純正に比べて遅角の限度を程良くモデファイしてあるので、そのあたりが効いて伸びを感じられたのだと思います。また全体的なトルク感が増したと感じられたのは、純正CDIの点火コンデンサが疲弊していたことからきているのかもしれません。古いコンデンサが新品になれば多少なりとも応答が良くなると考えられます。低回転、アイドリングも問題なく、パーシャルでの違和感が無かったとのことなので、ひとまず純正互換の目標は達成できたのではないかと思います。
 純正CDIはインターネットオークション等で一時期かなり高値で取引されていた様ですが、MEGA-denshi 製のデジタルCDIがそこに一石を投じることができれば良いと考えて開発しました。純正部品にこだわらなくて良いのであれば、間違いなく数十年経過したアナログCDIより新しいCPUを搭載した新品のデジタル制御CDIの方が安心安全だと思います。今後も可能な限りラインナップを増やしていき、色々な電子製品を開発していく予定です。ご期待下さい。このたびは本当にありがとうございました。



「始動性は元々キック一発でエンジンは掛かるため変化は分かりませんが、アイドリングは交換前より安定しているようで、うまく表現できませんがチャンバーからの弾ける音が均一的になったように感じます。他は特にノーマルと比べて乗り難さなどもなく、ほとんど市街地走行のため回せていませんが高回転側での伸びは出ているようです。
CDI自体は輸出仕様も国内と同じと思われますが、万が一何かあれば出来る限りの対応をしますというお言葉で安心して購入することができました。週末にしか乗れないのですが、また少し距離を乗って全体的な様子をみたいと思いますので、また何かあるようでしたらご相談させて頂きたいと思います。以上、お礼かたがたご報告とさせて頂きます。」(メールより引用)


「遅くなりましたが引き続き試走してみました。今回は何度か高回転まで回してみましたが、ローで引っ張った際に今までよりも簡単にウィリーするようになったようで、明らかに高回転側でのパワーの盛り上がり方がノーマルより向上していると感じました。アイドリングもノーマルCDIより安定していますし、当初心配していた輸出仕様における適応は何ら問題はないと思われます。引き続き燃費やオイル消費量などもチェックしてみたいと思います。
 現存数も少なく部品供給もないバイクのCDI等を開発して頂ける御社のような存在は大変有難く感謝しております。」(メールより引用)

  RG500輸出仕様 愛知県・YOSHI 様)
[MEGA-denshi]
 今回のCDI装着車両は輸出仕様のRG500でした。弊社では開発段階で輸出仕様を確保できず、実車での動作確認のできていない車両でしたので、慎重に進めさせていただきました。YOSHI様から輸出用のパーツリストを開示していただいたところ、信号発生部のクランクやピックアップコイル、エキサイタコイルを含めたステータコイルASSY、そしてCDIを含めた点火に関する部品の品番がすべて国内仕様と同一であることが確認できました。CDIの品番だけでなく、CDIまでの信号発生経路も国内と同一であることから、点火システムは輸出と国内の差異はないと判断し、販売させていただくことを決めました。YOSHI様のご協力なしにはたどり着けない結論でした。情報提供していただき、ありがとうございました。

 早速取り付けていただき、インプレッションをいただけたのは非常に助かりました。まずアイドリングについては完全に定点点火になっていることや、ICの動作レベルも位相遅れが無い様な値に設定していることが安定につながっているのではないかと考えられます。高回転については、経年による劣化などから純正のアナログ回路ではブレが生じてくるので、その点デジタルCDIですと、CPUが点火マップを読み込んで正確に点火するので、いわゆる「伸び」や「力強さ」が感じられたのではないかと思います。また高回転が遅角し過ぎないようにモデファイした効果もあるのではないかと推測されます。

 純粋な輸出仕様のRG500はまず見ることのできない希少な車種なので、お役に立てたようで幸いです。組み込みエンジニアとして、何かあれば対応し、対策を立ててお客様に戻せるよう努力していきたいと考えています。このたびは本当にありがとうございました。



「接続は簡単至極、中華格安ドラレコの方がずっと難しいぐらいでした。素晴らしい! 装着は、テールカウルの脱着はマストにしたほうがいいと感じました。配線、通せないコトはないですが、無理な力をかける可能性など考えると。まあ、ガンマ乗りはほっといても外してやりそうな人種ばかりでしょうが。純正より僅かに小さいので、固定の穴をひとつ開ける必要がありますが、これもほとんどのガンマ乗りには問題にならないでしょう。専用ケースにしてコストが上がるほうがよほど問題です(笑)

GS往復の5キロ街乗りだけまずはレビューいたします。
始動良好、気温は12度ぐらいでしょうか。朝イチのもっと低い時も楽しみです。アイドルの着火率もよさげな感触です。いつものように発進、暖気は走りながら・・・!いつものデリケートな感じがいくぶんマシです。20年前は確かにこんな感じでした!

水温が上がったので6000ぐらいまで加速を試します。おお!3000-4000のガサついた感じが皆無!結果6000まで、早い!タコメーターの針の動きも実に素直!結果、まずはタウンスピードでの乗りやすさを体感できました。シフトまで変えやすい気がします。走行後、サイレンサー握った温度差感触も、もちろん良好。予備の純正CDIを手持ちする安心感も実にありがたいです。じきに6000以降のレビューもご報告したいと思います。」(メールより引用)

「その後、高回転域も試しましたが、息の途切れない刺激的な加速、安定して楽しめました。この"安定して"が大事なところで、今までのノーマルCDIだと"プラグ交換から日が浅い"かつ"しばらく渋滞にひっかかってない"とか"しばらく路面濡れがなく、低いギアを使えてる"等の諸条件が揃ってこそ味わえる快調さが、暖気終了後はもれなくやってくる、デジタル化した御社CDIはそんな印象です。なりたくはなかった"旧車乗り"に片足突っ込みかけの40代ではありますが、ここにきてのまさかのガンマ近代化、もう何年かは"ライダー"として踏みとどまれそうです。ありがとうございます。排気デバイス作動あたりで妙な動きをしていたタコメーターの針もようやく仕事を思い出してくれたようです。明日プラグ外して見て、キャブ微調整するならして、もうひとっ走りするのも今から楽しみです。以後ガンマライフは延々と続きますので、レヴューは一旦ここまでにしたいと思います。」(メールより引用)

  RG400 大阪府・J.I 様)
[MEGA-denshi]
 2回ものインプレッションおよび画像をいただき、ありがとうございました。まず取り付けに関しては完全カプラーONがアピールポイントなので、その点を評価していただけたようで非常に嬉しく思います。J.I様の車両は走行距離10万kmオーバーということなので、おそらく純正CDIも車体同様かなり疲弊していたと思います。3,000rpmから4000rpmのガサツキが解消したことで、6,000rpmまでがスムーズになり、結果として早く到達するようになったのではないかと推測されます。
 高回転も問題なく安定して楽しめるとのことなので、良かったと思います。排気デバイスおよびタコメータへの信号はイグニションの一次信号を使用しているので、各デバイスの動きが正常になったとすれば、綺麗な出力波形にリフレッシュされたからではないかと考えます。
 もちろんバイクそのものは消耗品の塊なので永遠ではありませんが、内部部品の構造から確実に劣化する点火系の電装がリフレッシュされた意義は大きいと思います。やはりバイクは乗ってナンボのものだと思うので、次は20万km走破を目指して楽しんでいただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



この度は、貴重な商品を譲っていただき、ありがとうございました。早速、届いた次の日に取り付けを行いましたが、わかりやすい説明書が入っておりましたので、作業事態に不安等はなく、簡単に取り付けが完了しました。

 400ガンマ(初めての2st )を7年くらい前に購入し、キック一発でエンジンが始動し、調子がいい車両だと思っていましたが、のんびりと~5000位の回転数で巡航しているとエンジンがかぶり気味になっていました。イグニッションコイル等を変えてみましたが、あまり改善せず、古い車体なのでこんなものなのかなと思いつつ、不安もあり、あまり遠くまでで走らないようにしていました。

 メガスピードさんのホームページは、ガンマの修理・整備の事例を以前より拝見させていただいており、つい最近CDIの事を知り、ひょっとしたらとの思い出で、今回の購入に至りました。せっかくなので、レクチファイアも併せて純正新品に交換し、プラグも交換して、実走をしてきました。

 まず始動時に、チョークを引いていないのに、引いたときのような状態でしたので、アイドルスクリュを調整し、安定させるところからスタートしました。調整が合っていなかったことに、ここで気付きました。そして、いつもの音と違い、以前より乾いた爆発音が多いことに気付き、良くなった?と期待し、まずはゆっくり走らせて見ることにしました。

 ~4000位でも、以前のようなかぶり気味になるような事がなくなり、全気筒がきちんと動いている状態で安定しています。アクセルを開けて、7000~を試してみましたが、加速がスムーズで全然良くなっており、これが本来の姿なのかと思い、うれしくなってしまいました。通常の加速も、以前より断然良くなっており、こんなにも変わるものなんだと、改めて思い知らされました。

 不安要素がかなり無くなり、安心して長距離を走らせることができるようになりました。長文になり、申し訳ございません。重要な部品を譲っていただき、本当にありがとうございました。これからも御社様に期待しつつ、応援させていただきます。」(メールより引用)

  RG400 北海道・T.A 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございます。調子が良くなったとのことなので、開発して良かったと思います。

 まず取り付けに関しては、CDI同梱の取扱い説明書がお役に立てたようです。WEB上の弊社HPの当該CDI説明欄(このページ)にも取り付け参考例は記載してありますが、やはり取り付け時にはユーザー様はお手元で紙の説明書を見ながら作業されたいはずだと考え、古典的ですが、紙の説明書を付属しました。

 始動時にはピックアップを最速でトリガ、エンジンが安定するまでは定点点火するようソフトウェア設計しておりますので、そのあたりがかかり易さや始動直後の安定感につながったのではないかと推測されます。また進角特性もスムーズに吹け上がるようタイミングを選定しておりますので、純正CDIのアナログ回路による無理の有る進角と比較すると、デジタル進角制御の効果もあり、滑らかに感じたのではないかと考えます。高回転もわずかにモデファイし、力強く吹け上がるよう設計しましたので、そのあたりを評価いただけたのではないかと思います。いづれにしろ、純正CDIが製造されてから40年近く経過するので、やはりアルミ電解コンデンサを含め、部品の劣化により当初の設計通りの動きを維持できていない個体が大半ではないかと考えます。したがって、エンジン特性が良好になったのは、内部部品のリフレッシュの効果もあるかと思います。楽しく乗っていただける手助けになれたのであれば、開発側としてはこれ以上の喜びはありません。

 今後も廃番になった純正部品の代わりとなる電子製品を、より優れた設計を目指して開発していく所存です。ご期待下さい。このたびは本当にありがとうございました。



「本日取付け、先ほど50km程の試運転から帰ってきました。
プラグのみBR8ESに変更、ウオタニIGはそのまま。
アイドリングから安定した回転、低域から高域まで綺麗に回る事を確認しました。
久しく味わってなかったエンジンの調子の良さに感動すら覚えました。重ねてお礼申し上げます。」(メールより引用)

  RG400 埼玉県・SIN 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。ウオタニのイグニションコイルについては、種類や個体差もあるかと思いますが、CDIの改良とともに誤作動なく使用できるようになりました。しかし、色々なケースもある為、基本的には社外コイルでの動作保証は行っておりません。今回も、誤作動した際には純正のイグニションコイルに戻していただくことを条件に販売させていただきました。結果として問題なく動作しているようで良かったと思います。

 純正CDIの故障によりエンジンがかからなくなったとのことで弊社CDIをお求めいただきましたが、すでにアイドリングが安定しない現象が発生していたとのことなので、CDIが完全にダメになる前触れだったのかもしれません。いづれにしろ、MEGA-denshi CDI に交換したことにより、アイドリングから安定し、低回転から高回転までスムーズに回るとのことなので、これからもRG400をお楽しみいただけると思います。このたびは本当にありがとうございました。



「私の車両:RG500Γ1型 走行距離約44000km その間、ポート研磨及び腰上0.5オーバーサイズピストンに交換
      吸気排気系 豚鼻、金網外し RG400Γ用ノーマルマフラー 約10年室内保管
      今回、再始動させる為にキャブレター内、キースター製燃調キットにてオーバーホール
      点火系 NGKパワーケーブル プラグNGKイリジウムプラグ BR8EIX
      車体は良コンディションで保存されていたので、キャブレターOHのみで始動
      キャブセッティングもキッチリと合わせてあり問題ありませんでした。

 今回のCDIに変更した所、表現しにくいのですが、カルテットに名指揮者が現れたようです。元々綺麗に同調されていた4気筒がデジタルCDIで、さらに同調し力強く感じました。パワーバンドに入るまでの回転の上りも安定していますし、パワーバンドに入った時は交換された皆様と同文です(笑)やはり年月でノーマルCDIはやれていたようですね。
 交換時の手順も、本当に簡単な手順でできますし、保護ヒューズボックス経由ですのでもしもの時の安心感は大きいです。購入される方へのアドバイスとして車体ハーネス側に接点復活材を少し塗っておくと楽に差し込み出来ます。プラグも抵抗入りに変更するのが良いです。

 今回は良い商品を開発、販売して頂き、誠に感謝しております。今度はSEACユニットを開発を期待して待っています。」(メールより引用)

  RG500 大阪府・Y.Y 様)
[MEGA-denshi]
 このたびはインプレッションおよび画像をいただきありがとうございました。ノーマルCDIが疲れていたようで、パワーバンドまでの安定さ、パワーバンドからの加速感等、色々改善されたようで良かったと思います。デジタルCDIの消費電力としては、内部ICとCPUを駆動するだけなので極わずかなものですが、万が一に備え、2Aのヒューズを標準セットにしておりますので、内部短絡等が発生しても車両側には影響が出ないようにしております。

 今回交換時のアドバイスをいただけた事は、開発側にとっても貴重なものとなりました。というのも、開発車両は試験時にコネクタの抜き差しを繰り返している為、だいぶ接続しやすくなっていますが、やはりユーザー様の車両となれば、CDIを交換する機会はめったにないと思うので、コネクタが硬くなっているケースも少なくないかと思います。接点復活剤などの少しの手間で、コネクタの接続がスムーズになるのであれば、やらない手は無いですね。

 また、弊社【MEGA-denshi】のステッカーを貼っていただき、とても嬉しく思います。ステッカーそのものは非売品とさせていただいておりますが、ご好意により車体に貼付していただけるとのことなので、贈らせていただきました。MEGA-denshi をブランドとしてより価値のあるものに高められるよう精進していきたいと思います。SAECコントローラも開発予定なので、是非ご期待下さい。このたびは本当にありがとうございました。



「以下の仕様のガンマに取り付けました。

     車両:RG400ガンマ II型
     走行距離:30600km
     エンジンは未オーバーホール。
     吸気系:豚鼻、金網外し
     プラグ:デンソーIW24
     エンジン関係は上記以外はノーマルです。

 取付は、配線含め無加工で取り付けられます。配線を全くイジらなくて済むというのは、自分的にありがたいです。ハーネスにエレクトロタップを使ったり、切ったりするとそれだけで信頼性が落ちてしまうので。。。

当たり前(自分的にはこれが一番重要です)なのでしょうが、普通にエンジンがかかり走り出しました。元々ヤレた純正の置き換えという目的でしたので、この時点で大満足です。

発進の際、クラッチミート時の回転の落ち込みが少なく感じられました。実は今回プラグを新品に変えたので厳密な比較とはなりませんが、過去にプラグを変えてもそんなに変化は感じられなかったので充電回数の多さが効いているのかもしれません。中速は普通です。

高回転側は、純正タコメーター読みで9500以上の回転の伸びが良くなった気がします。トルクの落ち込みが少なく感じます。ここは、高回転側の遅角調整が効いているのかなと思いました。

今回の購入の目的は、個人では手を入れにくい35年前のヤレたCDIをリフレッシュすることで、パワーアップではありませんでした。なので、大満足です。これからもオートバイライフを楽しむことができます。ありがとうございました。」(メールより引用)

  RG400 愛知県・S 様)
[MEGA-denshi]
 車両の仕様をインプレッションと一緒にいただきありがとうございます。開発側としては仕様も分かると非常に参考になります。今回のインプレッションで、ユーザー様のご意見として、電源取り出しカプラセットを評価いただいたのは非常に嬉しく思います。ご指摘の通り、ユーザー様サイドで加工が必要だと、正常にCDIが動作しなかった場合に、取り付けの為の配線加工がいけないのか、CDI本体がいけないのかの原因の切り分けが煩雑になります。また、日本製の商品を使用する場合、多くの方が何もせずにそのまま使用できることを期待しています。ですので、ユーザー様が何も加工せず、間違えることの無いようにコネクタおよびギボシの交換作業のみで使える製品を目指しました。

 次に、普通にエンジンがかかることの重要性をお伝えいただいた点は、開発側としても気を引き締めていかなければならない部分だと考えています。その為にも、製造時に2度の検品、動作確認を行い、出荷しています。

 そして点火コンデンサへのエキサイタコイルの充電回数についてご意見をいただけたのは嬉しく思います。純正CDIで点火後のクランク角1回目の充電がなくなっているのは、回路の特性上やむを得ないのですが、MEGA-denshi-CDIではそれを避け、3回充電可能にしました。実際にどの程度の差異があるかは分かりませんが、物理的にせっかく発電しているのですから使わない手はありません。

 最後に、9500rpm以降は純正CDIでは線形に遅角していく部分なので、そこの遅角し過ぎの調整が多少なりともチカラが出る方へ働いているのではないかと考えられます。今回CDIをお求めいただいた目的がリフレッシュとのことですが、満足していただけたようで、良かったと思います。引き続き、今後も色々開発していく所存です。このたびは本当にありがとうございました。



「早速、取り付けてみました。分かりやすい説明書とコネクターの抜き差しで交換出来る作りで、すぐに取り付けることが出来ました。
 しっかり点火しているようで、煙が少なくなりました。7万㎞オーバーの老体ですので、低回転域でスロットルを開けたときに、ガサガサしたようなフィーリングがありましたが、交換後は滑らかになりトルクアップしたように感じました。また、純正交換タイプということで、セッティング等が不要なところも良かったです。
 純正CDIが製造廃止に加え、今使用している純正品がいつ壊れるか分からないところ、このデジタルCDIを商品化していただき助かりました。どうもありがとうございました。」(メールより引用)

  RG500 長野県・J.T 様)
[MEGA-denshi]
 インプレッションと画像をいただきありがとうございます。第2ロット最終のお求めなので、改定した説明書がお役に立てたようで良かったと思います。純正CDIで劣化により進角し過ぎていた場合等はガサガサした感じになっている場合がありますが、新品のデジタル制御ではその辺を考慮しているので滑らかになっている可能性があります。

 重視した一番の点が、「セッティング不要」です。その点を評価していただいたことは非常にありがたいと考えます。純正互換にしたのは、やはり純正が優れているからです。開発時に色々点火タイミングを変更してみましたが、結局は純正のマップが一番良いと感じ、そこに照準を合わせました。高回転は多少モデファイしてありますが、純正互換なので、違和感なくご利用できるかと思います。

 純正CDI内部には大容量のアルミ電解コンデンサが使用されていますが、一般論として、アルミ電解コンデンサは10年程度の寿命であると考えれば、やはりCDIは内部部品の劣化により疲弊していると言っても過言ではありません。それらに代わり、RENESAS社の高性能CPUを駆使してデジタル化したCDIでオーナー様のお役に立てれば幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



「CDI交換後300kmほど走行し効果絶大でした。走り始めて直ぐに感じたのは、アクセル開け始めのゴボつきがなくなって
スムーズになったことです。街乗りなど乗りやすく、疲労感が大幅に軽減しました。
そして、数年悩まされCDI交換を決断した症状である1番3番の燃焼不良(プラグ湿り気味、チャンバー温度低い)と
6,500回転付近に強い回転の引っ掛かりが解消されました!4ガンマ購入から16年で一番いい状態になり、大変感激しています!
勿論、始動、アイドリング、走行、電気系など全般に関しても全く問題はなしです!アイドリングはきめ細かくなったように感じます。

CDI購入時からメガスピード國吉代表より気持ちのこもったご連絡をいただき、我が子を送り出すようなお気持ちが私のガンマにも届き、
何かと暗い話題が多かった2020年の年末にほっこりする気持ちになりました。周りからは、最近のバイクはすごいよとなど言われますが、
古い純正CDIが完全にリフレッシュできたことで、ガンマに乗り続ける勇気をもらいました!本当に感謝しています!

■車両情報
RG400ガンマ:1985年式/走行距離:32,500km/エンジン・吸排気:ノーマル・OHなし」(メールより引用)

  RG400 千葉県・Y.S 様)
[MEGA-denshi]
 Y.Sさまには2020年も終わる頃に購入していただきました。2020年は新型コロナウイルスの影響で大変な年でした。気持ち新たに頑張ろうと思っていた2021年元旦、非常に嬉しいインプレッションと画像が届きました。とても良いスタートとなりました。
 走行に関して、ゴボつきの軽減は、少なからずデジタル化したことや点火時期のモデファイが効いていると考えれられます。また純正CDIの内部部品の経年を考えれば、やはり電子部品そのもののリフレッシュ効果もあると推測されます。
 CDIそのものは開発時の苦労もありますが、製造時の表面実装や動作確認など、かなり大変な工程をクリアしなければならないので、やはり製品を1つ作るだけでも容易なことではありません。しかし、それでもCDIを利用していただける方がいらっしゃれば、頑張って開発・製造し続ける意欲、使命感にもつながります。
 確かに最近のバイクは色々な意味で『すごい』のですが、『すごい』と『楽しい』は必ずしも一致するとは限りません。特に2スト特有の加速感は、4ストであればターボ化しないと絶対に味わえないフィーリングです。ですので、そのフィーリングが楽しいと感じるのであれば、それは無二のものになります。私はその『無二』を大切にする方々の力になりたいと願っております。
 MEGA-denshi CDI が古い車両に乗り続ける『勇気』となったのであれば、開発側としてはとても嬉しく思います。このたびは本当にありがとうございました。



「先日、CDI交換が終わりました。バイクの仕様は(エアークリーナーの豚鼻、金網外し)スガヤチャンバー。レジスタ入りプラグに交換。
取りつけ説明書は解りやすかったです。
エンジン始動ですが、元々1, 2発で始動出来ていましたのでCDIの効果は判りませんでした。
低速、中速、パワーバンドでのフィーリングはノーマルと同じで問題なく使えるCDIでした。11,000rpmまでがトップで11,500rpmまで回すとダウンしますが、落ち込みがノーマルに比べて緩やかになっていました。
この先長く維持するのに必要な部品が新品で手に入るので感謝です。SAECのコントローラーも開発して欲しいです。」(メールより引用)

  RG400 東京都・吉田秀行 様)
[MEGA-denshi]
 インプレッションと画像をいただきありがとうございます。まず説明書ですが、初期ロットで省略していた部分も、第2ロットからすべて記載し全2ページとしました。解りやすいとのご意見をいただき、改善できて良かったです。中低速、そしてパワーバンドでのフィーリングはノーマルと同じと評価していただけたので、純正互換としての目標はひとまず達成できたようで安心しました。高回転のレブ付近の点火時期は、純正に比べて遅角し過ぎないようにプログラムしたので、そのあたりが落ち込みの緩やかさにつながっていると考えられます。
 SACEコントローラーも近い将来開発予定なので、活動の推移を見守っていただければ幸いです。このたびは本当にありがとうございました。



「体感的には事実上、変化は感じられませんでした。逆に言えば、今のところまったくネガはなしです。
 交換したことをわかっている前提で、目を皿のようにすれば、低回転域からトルクが太くなった、一爆発が大きくなったカンジ、といえるかもしれません。
 私にとっては、以前いちどCDIが死んで不動になり、代替も中古品だったところ、新品に交換できた安心感が一番かもです。少しでも走って、何か感知できたら、またご連絡差し上げます。」(メールより引用)

  RG500 東京都・匿名希望「A」 様)
[MEGA-denshi]
 早速のご感想ありがとうございます。「まったくネガはなし」とのことで安心しました。基本的に純正互換なので、変化がないということは違和感が無かったとも言えますので、目標は達成できたかと思います。
 CDIの故障による不具合は、発売から数十年経過した車両であれば避けることができません。例え中古に交換してその場では直ったとしても、やはり中古品も同じだけ経年劣化していることを考えれば、不具合がいつ発生してもおかしくありません。その点に関しては、新品の製品を供給させていただくことにより、安心してライディングを楽しんでいただけるのではないかと思います。このたびは本当にありがとうございました。


「デジタルCDIに交換して300kmほど走ってきました。本CDIのコンセプトである『絶版である純正の互換品』 として大変満足出来るものでした。出先での突然のトラブルを気にすることなく一日走れました。
+アルファの点として“始動性の良さ”をあげられてますがこれも体感出来ました。エンジンが完全に冷えた状態で気温15℃。通常この気温だと私の車両はチョークを併用しての始動になるのですが、試しにチョークを使わずにキックしてみたら一発で火が入りました。それとパワーバンド手前くらいからエンジンの“突き”が良くなった感じがしました。
いつ終るかもしれないCDIの不安を抱えての走行から解放されて良かったです。有難うございました。」(メールより引用)


「その後数回走りましたが、始動性の良さは変わらず良い感じです。気温が上がってきている事を差し引いても以前より始動性は良くなったと思います。」(メールより引用)

  RG400 神奈川県・M.F 様)
[MEGA-denshi]
 2回にわたるインプレッションと画像をいただきありがとうございます。冒頭で純正互換品として大変満足できると評されたことについて、とても嬉しく思います。またパワーバンド手前からのエンジンの突きが良くなった感じがしたとのことなので良かったと思います。

 今回多くご感想をいただいた始動性についてですが、RG500/400の純正ピックアップコイルの出力波形は、キック時において他の車種に比べかなり小さいことが特徴です。弊社CDIではその微小な信号を正しく拾い上げることにより、クランクがキックにより回り出してすぐに確実な点火を実施しているので、始動性の向上が見られたのではないかと思います。2ストとは言え400ccのキックは決して軽くは無いので、始動性の向上により乗車前の体の負担が少しでも軽減されれば、発進後に余裕をもって運転することができるのではないかと思います。

 今後もより良い製品を開発して行けるよう頑張りたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。



「早速取り付けました。
天気が天気ですので、晴れ間の30分ほどしか乗っていませんが、低中速域のモッサリ感が解消され、うえまでのフケが良くなった感じです。
また、サイレンサーからのオイルの垂れが激減した気がします。何より、電気系の不安が減ったのは、精神衛生上、とてもありがたいです。
強いて言えば、付属の取説に電源のところもついでに掲載されてた方が私のようなシロートには親切かな、と思いました。一瞬、ブレーカー付の配線を見て、「何だコレ?」と思いましたので(笑)
今後も良い製品を出してください! 今回は、ありがとうございましたm(_ _)m」」(メールより引用)


「昨日、2時間ほど乗りましたので、少し補足を。
やっぱり、明らかにオイル垂れが少なくなり、ピックアップが良くなりました。また、8000rpmからのパンチが増したように思います。
燃焼効率が良くなった感じで、これからが楽しみです。」(メールより引用)
  RG500 三重県・N.T 様)
[MEGA-denshi]
 梅雨の合間を縫っての2度のインプレッションのご連絡、大変ありがとうございます。また、画像のご提供もありがとうございます。
低中速のモッサリ感が解消されたのは良かったです。高回転も問題なく力強く動作しているようで安心しました。開発車両でも、多少排気オイルの垂れが軽減した印象があったのですが、ユーザー様の方でも共有していただけたので、やはり効果はあったのだと確信しました。これは燃焼効率の改善の結果だと思います。
 説明書で至らぬ点は申し訳ありませんでした。次のロットからは、ギボシの間違えやすい部分だけでなく、取り付け方をすべて記載した説明書を作り、改善したいと思います。ご指摘いただき非常に参考になります。このたびはありがとうございました。



「先週、純正と入替えましてテストしました。
 自車はフルノーマルの85年式で、走行距離15,000km台です。テスト時の気温は28°前後でした。
 ① 始動性: 始動性は良いです。もともと始動性は良かったので、純正と同じく全く不安無しです。
 ② トルク感: アクセル開度少でクラッチミートしての転がり始めが、非常に力強くなりました! 町中でのズボラな運転にもアクセルがついてきます。
 ③ 加速感: 回転の上昇がなめらかになり、加速のワープ感が長く続くような感覚です。
 ④ エンジンの吹き上がりの滑らかさ: 明らかに滑らかになりました。回転のドット数が細かくなったような感じ。
  以上、自分の車両の感想です。(分かりづらい表現ですみません)」(メールより引用)
  RG400 沖縄県・R.S 様)
[MEGA-denshi]
 説明は十分分かりやすいので大丈夫です。ユーザーさまの生の声が一番参考になるので、インプレッションをいただき助かります。始動性について不安無しとのことなので、良かったです。トルクについては、点火コンデンサの容量選定や、リフレッシュにより性能が向上したのかもしれません。加速感については、中高回転は純正をモデファイしたマップになっているので、その点が効いているかもしれません。また、吹け上がりの滑らかさはデジタル化したことにより、正確なCPU動作を実現しているので、高回転でもタレずに粛々と仕事をしているので、古いアナログ純正CDIよりも有効だと思います。
 ひとまずお役に立てたようで安心しました。このたびはありがとうございました。



「先週末に取り付けた御社のCDI、昨日エンジン始動を確認、本日40km程度ですが試運転してきました。
まず、キック1発で始動。これまでは温態以外では無かったことです。アイドリングも最初から安定、各気筒の排圧も手のひらで感じる限り揃ってました。
走り出してみると、水温の上昇が何時もより早く感じました。安定した点火により燃焼が改善されたのでしょうか。
今回は一般道のみだったので7,000rpm程度までしか試してませんが、いつもと同じアクセル操作に対し、明らかに回転の上がりが早くスムーズになってます。これまで時々感じていたワンテンポ遅れてエンジンが重ったるく反応する様な乗り難さが薄れました。
総じて、エンジンの性格が変わってしまう様な劇的な変化は無いのですが、これまで自車に付いていた35年前のCDIが相当くたびれていたのだと強く実感できました。SQ4ガンマの本来の乗り味が復活した様で非常に満足してます。」(Facebook pageより引用)
  RG500 愛知県・萩元啓介 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは早々のご予約をいただきありがとうございました。始動性については、かなり開発段階で調整した部分なので、かかり易さを体感していただけて良かったと思います。純正互換を基本とした設計なので驚くようなパワーアップはしませんが、電子部品がリフレッシュしたことにより、全体的にシャキッとしたのではないかと思います。それが回転の上がりのスムーズさに結びついているのではないかと考えています。
 結論として、やはりご指摘の様に純正CDIがかなり疲れていたのだと思います。新しいCDIでこれからも2スト500を楽しんでいただけるようお手伝いできたようで幸いです。このたびはありがとうございました。



「こんにちは。今回はガンマCD Iありがとうございました。さっそく試運転してきました。低速域では多少変わったかなくらいでしたが、中高速域では力強い感じでとても良いです。」(Facebook pageより引用)
  RG400 福岡県・永田吉彦 様)
[MEGA-denshi]
 このたびは正式な発売前からお問い合せをいただき、そしてご購入いただき誠にありがとうございました。更にインプレッションをいただきありがとうございます。無事に動作しているようで安心しました。低速ではほぼ純正と同じマップなので大きな変化はないかもしれませんが、中高速はモデファイしてありますので、お楽しみいただけたようで良かったと思います。今後も継続して開発・供給できるよう頑張りたいと思います。このたびはありがとうございました。





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