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SEROW225WE (DC08J) 5MP1, 2, 3, 4専用設計 デジタル進角CDI  税込価格69,800円
    適合車種:5MP1~4    純正品番:5MP-85540-00, 5MP-85540-01 互換

[MEGA-denshi製 SEWROW225WE (DG08J) 5MP1~4専用設計デジタル進角CDIの特徴]

1、3次元点火マップによる細かな点火制御の実現
 SEROW225シリーズの中でも最終型の5MPはスロットルポジションセンサ(以下TPS) を搭載していることから、MEGA-denshi CDI では3次元マップを採用し細かな点火制御を実現しました。画像は大まかなイメージですが、スロットル開度が小さい時は緩やかに進角し、スロットル開度が大きくなるにつれ進角度合いが大きくなります。パーシャル時には滑らかに、加速時にはパワー感のあるフィーリングが狙いです。最大進角度は純正と同じ BTDC31° とし、安全性を確保しています。

※TPS異常時や社外キャブに換装してTPSを使用していない場合はフェイルセーフとなり、スロットル開度100%のマップを読みます。


2、スロットル開度の変化率に応じたワープ点火
  3次元点火マップに加え、いわゆるワープ点火を採用しました。これは、ライダーが意図的に加速しようとした際には点火タイミングを基本マップに上乗せしてわずかに進角させ、スロットルを開けた瞬間に力強く加速することを狙いとしています。
 具体的には図の様な運転の場合、Aまでパーシャル、AからBまではわずかにスロットルを開ける、Bから急激にスロットル開度が大きくなり、Cの時点で一定時間 (t [ms]) に一定開度 (c [%]) のスロットル開度の変化率を検知し、一定時間 (t' [ms]) ワープ点火を行います。



3、エンジン始動確認後に点灯するヘッドライト
 純正CDIは、イグニションON時にはヘッドライトが消灯しているものの、セルモータでクランキング開始するとすぐに点灯してしまう為、実質的にヘッドライトが点灯した状態でセルモータを回し続けることになります。これではバッテリへの負担が大きく、数回連続して始動に失敗するとバッテリ上がりにつながります。これに対しMEGA-denshi CDI はCPU制御により、エンジン始動確認後ひと呼吸置いてからヘッドライトを点灯する仕様となっております。したがってセルモータでクランキングしただけではヘッドライトが点灯しない為、バッテリ電源をセルモータだけに集中することにより、ヘッドライトが点灯している状態よりクランキング速度が上がります。その結果、
  (1)始動性の向上
  (2)バッテリ消費の低減
といった効果を得ることができます。またエンジン始動に失敗しても、純正CDIの様にヘッドライトが点灯しない為、ヘッドライトは消灯した状態でそのまま再度セル始動を試みることができます。

※一度エンジン始動すればヘッドライトが点灯するので、始動後にストールした場合は点灯したままになります。再度セルでクランキングする場合は、バッテリの負担を減らす為にも一度イグニションをOFFにしてヘッドライトを消灯してから、再度イグニションONにしてヘッドライトが消灯している状態で再始動して下さい。


4、CPUやモータドライバを始め、電子部品は車載規格をクリアした部品を使用
  ⇒ CPUは車載で世界シェアトップレベルの日本の半導体メーカーRENESASの車載用CPUを使用しています。その他、使用している電子部品は可能な限り、厳しい条件であるAEC-Qxxx 準拠といった車載用を使用しています。



5、販売後もサポートします
  ⇒ ユーザー登録することにより、一定条件のもと、1年間万が一の故障でも新品に交換する保証をおつけします。また、保証切れ後もサポート可能です(ケースによっては有償になる場合があります)。


[取り付けについて]
 本CDIユニットは、CDI本体と電源取り出しギボシで構成されています。カプラーオンで取り付け可能です。CDI内部のCPUやICに電源が必要ですが、電源取り出しギボシを使用してリヤブレーキランプへの配線(青)から引き出します。

手順1:純正CDIを取り外し、左図の様に純正CDIと同じ位置にMEGA-denshi CDI 本体を取り付けます。



手順2:3極カプラ、4極カプラ、6極カプラをそれぞれ車体側の同極数のカプラと接続します。


補足:防水6極カプラの図のNC (Non-Connection) 表記の配線は本CDIでは不要なのでメクラ栓になっています。



手順3:バッテリ上部に位置するリヤブレーキランプにつながっている左図の配線(青)のギボシ接続部を利用して電源を引き出します。右図の様に青の配線のギボシ部に電源取り出し用の三又を接続します。



手順4:左図の様に電源を取り出した青の三又にヒューズを接続し、CDIの電源線(黄)と接続します。最後に右図の様にCDI周囲の配線等を整えて、CDIユニットの取り付け完了です。



[注意点]
 ・本製品は純正互換なので、純正CDIに比べて劇的にパワーアップするものではありません。
 ・バッテリから直接+12Vを接続すると、イグニションOFFのバイクに乗っていない間にも微量ですが電流が流れている為、バッテリ上がりの原因となります。
 ・エンジン回転のレブリミッターはあえてプログラムしておりませんので、回し過ぎにはご注意下さい。
 ・誤作動防止の為、NGK抵抗入りプラグをご使用下さい。その他のプラグでは動作未確認となります。
 ・純正イグニションコイルおよびハイテンションコード以外での動作は未確認の為、社外の強化コイルやホットワイヤー等は非適合となります。
  ⇒ 誤作動した場合、内部ICが損傷し、CDIが故障するおそれがあります。
 ・バイクのレギュレータが故障すると、過充電や過電圧等によりCDI内部のIC等が損傷し、CDIが故障するおそれがあります。
  ⇒ 過充電等による破損は、保証の対象外となります。部品が古い場合は新しく交換しておくことを推奨します。
 ・CDIを分解した場合、保証の対象外となります。
 ・バッテリ充電器を使用する場合は、CDIのカプラの接続をすべて外した状態で行うか、バッテリを車両から取り外してバッテリ単体で充電を行って下さい。
  ⇒ CDIとバッテリがが車両に接続された状態でバッテリ充電器を使用すると、CDIが破損する可能性があります。
 ・誤った取り付けによるCDI破損は保証外となります。




[開発について]
 5MPはセロー225シリーズの中で唯一スロットルポジションセンサ (以下TPS) を搭載しています。これは当時の排ガス規制に対応する為のものだという見方が一般的にされていますが、今回はCDIを新開発するにあたり、ライディングフィールの快適化へ利用する運びとなりました。

 まずTPSを活用し、点火タイミングを「エンジン回転」「スロットル開度」「点火タイミング」の3次元マップにしました。これによりスロットル開度が小さい時は滑らかに、そしてスロットル開度が大きい時は力強い加速を狙いました。また急激にスロットル開度の変化率が大きい場合、ライダーが加速を要求していると判断し、通常のマップに加え、一定時間進角させる、いわゆるワープ点火を追加しました。これはスロットルを開けた瞬間のもたつきを無くし、力強い加速への布石となることを狙ったものです。またTPSが異常値を示したり、社外キャブの使用によりTPSが使われていないと判断した際には、スロットル開度100%のマップを読み込む仕様としました。

 2000年代からCPUはすべてシングルチップ化して非常にコンパクトになりました。MEGA-denshi CDI の搭載しているデジタル制御を担う高性能CPUは、日本が世界に誇る車載半導体メーカーRENESAS社のものです。日本車のインジェクションモデルの純正ECU内部にもRENESASのCPUが使われていることからも、信頼性のある日本の半導体企業を MEGA-denshi は支持します。
 SEWROW225シリーズの最終型である5MP、その中でも一番最後の5MP4の発売が2004年頃ですから、当然CDIも劣化しています。新品のデジタルCDIを供給させていただくことにより、今後もずっと安心して維持し続けられるようお役に立てれば幸いです。




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